2009年09月04日

ジョルダンの標準形

まだまだ続く、線形代数。
今回は、いきなり行列が与えられて、

「ジョルダンの標準形」と「一般化固有ベクトル」を出せ。

と言われて  さあ困った、どうする。。(´Д`) という
シチュエーションを想定。
こういう想定だと身が入るでしょ?精神衛生上は悪いけど。w


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ジョルダンの標準形001
これが与えられた行列。 これの、ジョルダンの標準形 と
一般化固有ベクトル を大至急でっち上げなくてはならない。

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<1> 特性方程式から固有値を計算する。

特性方程式の定義の通り、とにかく書き出す。
実は、前回のこれは、まさにこれなんですよ。
ジョルダンの標準形002
なので、ここまでの計算は前回参照。するとこれは、
ジョルダンの標準形003
 と書ける。
つまり、
固有値 λ は λ = 2, -2 (それぞれ重複度 = 2) となる。



<2> λE - A を計算

まずは、λ = 2 の場合。
λE - A を書き下すとこうなる。ジョルダンの標準形004


<3> ジョルダンの標準形005を計算
上の結果と、x = (x,y,z,u) (本当は縦並び)を
演算してバラすと、こうなる。
ジョルダンの標準形006
結局この (2)と(4)は等価なので、(1)(2)(3)だけ考えることにする。



<4> 固有ベクトルを出す

(1)で x = 1 とすると y は任意だから 0 とおくと、 z = i  となり、さらに x1 のノルムを計算して規格化するとこうなる。
ジョルダンの標準形007
(2)で y = 1 とすると、同様に u = i となり、同様に規格化するとこうなる。
ジョルダンの標準形008



<5> 他の固有値でも<2>〜<4>を繰り返す

λ = -2 の場合も同様に<2>〜<4>の計算をすると、また別の固有ベクトルが2つ求まる。
ジョルダンの標準形009



<6> 変換行列Pを求める

求めた固有ベクトルを順番に並べると、こういうふうに
変換行列Pになるそうな。理由は知らん。
ジョルダンの標準形010



<7> P-1 を計算する

Pの逆行列を計算する。やってみると、こうなる。
ジョルダンの標準形011



<8> P-1APを計算する
P-1APを計算する。まずはこういうふうに並べて、
ジョルダンの標準形012
結局こうなる。
ジョルダンの標準形013
これが、ジョルダンの標準形 。

確かにそういう形になってるな。




(2009.9.9追記)
181ページの、演習問題[4](a)。固有ベクトルを求めてそれを並べて変換行列Pを作ってるんだけど、固有ベクトル規格化してないみたい。
規格化してない固有ベクトルを並べて変換行列作ってもいいのかな〜?どうなんだろ〜??

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2001年5月1日に開業した事業体です。しばらく兼業でしたが、2006年4月1日より専業で行っております。

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